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村田建築設計の仕事と現場

2018-08

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大梁架けです


中村邸現場 画像 081
2階のパネルも立ち上がり少しずつ形が出来てきています。

今日は大梁の組み上げです。

中村邸現場 画像 067

梁材はLVL、単板積層材と称し合板を厚くし梁材にしたものです。
高強度で知られています。今回小屋梁スパン5.0m、5.5m×2、3本使います。
形状は4×12(89×286)、4×14(89×336)重さは各々約80Kg位でしょうか。

中村邸現場 画像 066
等級は140E特級です。枠組み壁工法のスパン表上は最上級です。
木造でトラス等の架構を除けば私の設計上過去最大のスパンです。

中村邸現場 画像 068
第一の大梁架けが始まります。
大工の田中氏、パ-トナ-で彼のかつての弟子の葉山君二人と今日は担ぎ手二人の応援を得ての作業です。
田中は5人もいるから楽に上がると喜々とした声上げる。俺も人数に含まれているのか。

中村邸現場 画像 069
両端に分かれ少しずつ上げていきます。
予め開けてあるかべの穴に差し込んでいきます。

中村邸現場 画像 070
まず第一スパン5mの大梁架けが完了です。

中村邸現場 画像 071
中村邸現場 画像 072
中村邸現場 画像 073
次に大梁に直行する2本の合わせ梁です。

中村邸現場 画像 079
無事大梁3本組み上がりました。
時間も30分たらずで終わり心配したほどではなかったと思ったが、田中はトラックから2階の床に上げるのが「たいへんだった」と御茶を飲みながらつぶやいていた。
私はそれは見ていない。いずれにしても御苦労さんでした。






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大工工事始まる

大工工事が始まっています。
N邸は前面道路が狭く敷地に空地も無いので工法は2×4です。

中村邸現場 画像 058
私も2×4工法は久しぶりです。だんだん判ってくると思いますがこの家の形は2×4工法の方が作り易く
空間も表現し易いからです。
私は基本プランを考えている時に工法も同時に決定しています。


中村邸現場 画像 056
大工は田中です。私と同じ歳で、彼とは30年来の仕事仲間です。数多くの住宅を建ててきました。
東北訛りの話し方でよくわからないと言いながらも、どの施主の方も最後は彼の大ファンになります。
不思議な男です。仕事の腕は私がもっとも信頼している大工の一人です。

今回2階の床レベルを通常の住宅より30cmほど高くしているのが彼の身長と比較すると判ると思います。
これは南側の隣地に将来3階建てが建っても日あたりを確保するための方策の一つです。
田中からは持っていた脚立では間に合わなく今日長いものを買ってきたらしく、「えらい出費だった」と
文句を言われましたが。


中村邸現場 画像 055
上の写真は西側の景色です。予想通り線路向こうの緑の丘陵が見えています。
この住宅で唯一緑を楽しめる方向です。2階の居間、更に少し高い位置のテラスからはもっと良いながめと
なるはずです。

コンクリ-ト打ちと再測量

今日は基礎型枠も完成しコンクリ-ト打ちです。

中村邸現場 画像 050

中村邸現場 画像 047
小雨降る中、コンクリ-ト打ちが始まりました。

そんな中私がお願いした再測量です。市の指定測量士さん、役所の担当者、そして施主のNさんにも立会いをお願いしましたので例の塀の前に集合です。

これが隣家の大谷石塀の側面です。    中村邸現場 画像 046

中村邸現場 画像 052

地境いにはN邸側に新規のアルミフェンスが設けられています。中央のこげ茶色のものです。道路と反対側の境界杭はフェンスの下部CBの基礎部分外側、隣地側にあります。
糸を張って頂いたところ、大谷石塀、奥のCB塀が夫々N邸側に傾いて作られていることが判明。
施主のNさんも初めて知る内容です。
役所のやることに間違いは無いとは思ってはいましたが、再測量を求めたのは当方が口頭で説明するよりは一見にしかずで、Nさん、隣家の方に確認してもらうのが目的でした。残念ながら隣家の方には立ち会ってもらえませんでしたが。
払い下げが可能になるには壊してもらうしかないが、役所内で協議している別案は塀が出ている部分を除いて払い下げを受けることが可能かとのことです。
払い下げの金額は微々たるものです。その金額よりはこれから永年使用価値の無い道路部分の固定資産税を払い続けていくことにNさんは悩んでいます。
  

配筋検査 無事終わるが・・・

今日は基礎配筋検査です
 
中村邸現場 画像 043
当方は検査予定時刻の30分前に現場に行くが
検査官は更にその前に来て既に検査を終え帰った後でした。約束の予定時刻は何だったのだろう。

中村邸現場 画像 044

地盤調査の結果余り良くない地層のため、埋蔵物包蔵地区で杭が打てないこともあり、ベタ基礎でダブル配筋、鉄筋の量も規定より少し多めに設計してあります。

無事配筋検査も終了しましたが、先週末鎌倉市役所より連絡が入り問題が発生しています。
道路後退する部分に隣家のCB製の塀が出ているので払い下げは出来ない。又建築指導課の方からもこのままでは
検査済証がおりなく違反建築になるとのことです。そんな馬鹿な・・。不作為のそれも他人の塀のために。中村邸現場 画像 038
このわずか1cm出ていることで?それも古い大谷石積みですから所々風化しボロボロになった1cmで?。

隣家の方が丁度いらっしゃったので事情を説明したが、4~5年先には建て替えも考えているが今は取り壊す予定は無いとの言。写真を撮り役所との交渉に向かう。

道水路管理課の担当者は若く全く融通がきかなく、「だめ」の一点張り。役所の測量の結果は大谷石塀の後ろにあるCB製の塀巾800ミリが計画地側に46ミリ出ていると主張。これには大いなる疑問があるので再測量を私の立会いの元要求した所これには応じてもらう。
次に建築指導課。隣家の塀の持ち主の方は後退や塀を作り替える意志は無く、他人の工作物が道路後退部分にあることで検査済証がおりなく違反建築となるのは納得がいかないと主張。
担当官、違反建築では無い。但し他人のものとはいえ工作物があることは事実であり基準法44条道路内建築制限の特例にもあたらない、といいつつ条件を提案してきた。
検査を受ける時点で図面に隣家が建築行為を行うとき後退することを承認していることを明記することで検査済は発行する、となる。しかし何故第3者の私が隣家に後退の義務を認知させなければならないのか疑問は残る。
役所としては一つの落とし所が欲しいということか。

残りは後退部分の市への払い下げが出来るのかです。担当者には建築はあくまで合法的に進めている訳だから何か救済措置は無いものか上司と相談、検討をしてくれ、とお願いし役所を後にする。

基礎工事始まる

建物の位置を出し(やり方出し)が終了                                                                                    
中村邸現場 画像 007
中村邸現場 画像 005
計画建物は道路斜線が厳しいためその離れをかならずチェックすると伝えてあり、昼過ぎの約束だったが午前中に終了したのか職人、監督の姿が有りません。
これでは道路境界の糸も見当たらず離れは確認できません。
監督に根伐り前にかならず当方の確認、承認を得るよう指示を出し、2日後ようやく確認できました。

中村邸現場 画像 017
根伐り工事が始まりました

中村邸現場 画像 025
この地域は埋蔵物包蔵地区のため基礎を60cm以上深くした場合遺跡が出てくる可能性があるとのことで市に届け出、立会検査が必要になります。
N邸ではスキップフロア方式のため一部半地下の部分があり90cm掘る箇所があります。
写真左奥部分がその箇所です。
数軒先の工事では深さ80cmで出たとのことです。
それらしき物は見当たらないのですが、専門家の目には何かが見えるのでしょうか。

中村邸現場 画像 010


一昨日立会がありました。
若い女性の係員で、一回りして「出てないですね」と。
出るとしたら何年ごろで何の跡なんですかと尋ねたところ
1300年頃で物は様々とのことでした。

ようやく完成です

4月18日、ようやく竣工写真が撮れました

着工から約8ヶ月になります。先月よりMさん一家は新居での生活を始めております。
TV東京の撮影、取材も終わり、一段落したところでようやく当方への撮影許可がおりました。

武藤邸竣工写真 045

武藤邸竣工写真 050
西側道路面よりの全景写真です

武藤邸竣工写真 005
東側望遠レンズで捉えた遠景です。

武藤邸竣工写真 033
居間より内部階段をみています
当初設計段階では段板はタモの修正材、それを支える部材は米栂材の予定でしたが
今回全て米杉材に変更して作られています。
写真左、2階の床が張り出している下の天井部分も白の塗装仕上げを変更。
米杉板裏張りの方が150㎜角の米杉柱、梁材になじむと判断。
少々価格があがりますがMさんと相談、変更。大正解です。

武藤邸竣工写真 075
段板は厚さ50㎜の米杉をすべり止めも兼ね「うづくり」加工の特注品です。
米杉は柔らかくキズが付きやすい材ですから床材等には向いていません。
私もMさんも最後まで迷いましたが、段板だけは硬質ウレタンフォ-ム半艶塗装をし、
材料を供給する林友ハウス工業の加工アイデアの提案もあり変更することに決定。
実にきれいに納まっていました。
裸足とのフィット感は最高でした。

武藤邸竣工写真 040

Mさんが最初に事務所に訪れた時はまだ0歳、生まれたばかりのキィちゃんが
元気に駆け回っていました。

武藤邸竣工写真 069
居間より欅の木の方向を見ています。
外部デッキも欅の方向に延びているのですが、写真ではちょっと見にくいです。

武藤邸竣工写真 085
キッチンカウンタ-よりダイニング、右が居間、左がデッキ方向です。
ダイニングの天井よりサッシの方が高くなっています。高さ2700㎜あります
居間からの景色が天井面で切られるの避け、まだ上への広がりがあるかのように見せるためです

武藤邸竣工写真 010
洗面、お風呂場です。天井、壁材は米杉です。ここはビニ-ルシ-トを下地に
プレナ-面を表にして張っています。

武藤邸竣工写真 100
隣家からの南側の外観です。

Mさんから朝日のあたる頃の室内が言い尽くせないほど良いこと、
居間のソファに座って見える欅の木の存在感、住み易さ使い安さに感謝されました。


M家の皆さん新居での生活を末永く楽しんで下さい。

以上で南足柄のM邸は終了します。

風景に溶け込む建物とは?

今月の15日にようやく完成した南足柄の住宅は外壁が全て米杉板張り、それも裏張りです。
私はこれまで数多くの住宅を設計して来ましたが、米杉板を張る場合と張らない家があります。
このホ-ムペ-ジを以前のクライアント様が多くみていらっしゃることを知りその理由をお答え
しておくべきと考えるようになりました。

 それは当然ながら場所性、都市的か緑あふれる場所かの違いが主な理由です。
建物は強い社会性を持って誕生します。少なくとも30年、50年と存在し続けます。
風光明美、緑あふれる景色を楽しんでおられる方々はその中に人工的建物の出現を喜ぶ人は
誰もおりません。それはお互い様ですが自分の姿が客観的には見えないことに似ています。

そこで私は建物と風景の関係を次の3つの段階でとらえています。

 第1段階:建物を自然の風景に溶け込ませ、又は消し去り存在を主張しないもの。

 第2段階;建物がその風景にあることにより自然の美を一層引き立たせるもの。

 第3段階:その建物の存在が自然(風景)の美しさを超えるもの。
      この時建築は初めて芸術と成り得ると考える。


 第1の建物を消し去る方法は沢山あります。
建物を地下にもぐらせて地上は緑地帯とする。外部仕上げを自然素材で構成し
環境に溶け込ませる。米杉を外壁に張るのはこの手法です。又全てガラス張り
の外観で景色を透かして見せたり、鏡張りで廻りを写し込んで消し去る方法です。

 第2は人工的建物が自然の美しさと並ぶまで洗練され違和感なく混合し合う状態。
ギリシャのパルテノンの神殿や、伊勢神宮等 歴史的建造物に数多く見られると
考えています。
いつもこの段階までに仕上げたいと努力していますが届きません。

都市の中の建物は都市景観を自然と置き換えれば同じことです。

 第3段階ですが、建築は純粋芸術と違い機能性を持たなければなりませんので
芸術に成り難いことも事実です。芸術性と機能性は反比例の関係にあります。
唯、与条件や構造、法規、機能等を全てを異次元に流し込み、新たな価値に変換し
人間の奥深い位置から「生」を呼び起こす建築が出来た時だろうと推察します。
私はこの第3段階の建物をいまだ見たことがありません。
私が見ていないだけでどこかにあるかもしれません。
これからの目標であり楽しみでもあります。

 
               平成25年2月27日

足場が外れる!


外部足場が外れ外観がベ-ル脱いだように表れてきました。

武藤邸工事画像 011.1226
武藤邸工事画像 008.1226

車で現場に向かう途中、遠くにM邸が見える所があり、ひょっとして足場が外れている?と見えたのですが、
やはり外れていました。近づいて最初に目に入るのが下の写真です。
自分の設計ながら「きれい」というのが第一印象です。

武藤邸工事画像 014.1226

武藤邸工事画像 015.1226

施主のMさんも前日の夜訪れ欅の木越しに照らす月明かりで確認したそうです。
私もそれを見たかった。

完成まであと一月となりました。
大工さんは天井の米杉張りが終わり、床のフロ-リング張りでした。
丁寧な仕事で天井は実にきれいです。次は階段造りに入ってくれると思います。
次回内部の完成の様子と共に紹介出来ると思います。

外壁工事状況

先回よりだいぶ時間が経ち工事は今が佳境です。
今日はこれまでの工程をまとめて披露します。

武藤邸工事画像 047

 外壁にダイライトという外壁下地材を張っている途中です。
この材料は構造用、防火用両方かねたものです。

武藤邸工事画像 056

武藤邸工事画像 054

ダイライト張り工事完了です。

武藤邸工事画像 075

ダオライトの上に防水紙タイベックを張り通気用横胴縁を打った状態です。

武藤邸工事画像 086

外壁の米杉材の張る準備です

武藤邸工事画像 076
武藤邸工事画像 077

今回は米杉板の裏張りです。敢えてプレナ-仕上げのツルツルの表面ではなく
ざらざら面を表にします。製材の荒引きのままを表すことでより素朴で自然の
材の味わいを表現できるのではとの考えです。視覚的にも柔らかさが伝わってくる筈です。

武藤邸工事画像 107

米杉板が張られていきます。




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プロフィール

村田建築設計

Author:村田建築設計
茅ヶ崎・藤沢・鎌倉などの神奈川県 湘南地域を拠点に、自然素材を多く用いた木造住宅を主に手がけている設計事務所です。詳しくはリンク先から本家HPをご覧下さい。

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