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村田建築設計の仕事と現場

2018-10

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上棟より半月

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 上棟より半月経過の現場打ち合わせです。
Mさんのお子さんが風邪、奥様は欠席、ご主人だけの立ち会いです。


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 ダウンフロアの寝室から東面の景色を見ています。
今日は先週に続き金物の取り付け状況のチェックです。
金物は問題なし。


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 メインフロア、ダイニングからの東側景色です。斜材は仮筋交いですから取り除かれ
ここに幅3m高さ2.7mの特寸のサッシが付きます。


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 居間の南、西の開口は南の光と欅の木を見るためのものです。高さ5mはありますが
欅の半分しか見えていません。迫力があり過ぎます。


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 居間の東、食堂の南側のテラスです。大工さんとTvディレクタ-との昼の歓談です。


M5.jpg

 子供室から西側道路面の景色です。向かいの敷地は一段高いが緑は豊富です。


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 子供室南側の窓越しに見える欅の木です。この家で欅に一番接近した開口部です。


M10.jpg

 建物は道路面より約5.5mの高さです。
欅は3倍の16mはあります。
フランクライド ライトは100年後の樹木の生長を見越し設計をしていたと何かの本で読んだことがあります。
欅は成長が早く25m以上になるものもあるらしい。枝、樹冠も美しく成長し根もそれに伴って大きくなるわけでこれ以上の大きさは残念ながらこの家にはそぐわない感がする。20m位で成長が止まってくれたらうれしい。
それが100年後かどうかはわからないが。


 

いよいよ上棟です

9月22日 晴れ

武藤邸工事画像 0005

19日より土台敷きが始まり、組立2日目の本日上棟です。
予定より約20日遅れです。


武藤邸工事画像 0004

武藤邸工事画像 0007

樹齢200年を超える欅の木に寄り添うように立ち上がりました。
今日からこの家の歴史が始まります。M家の子供達、ご夫妻、この欅の生長と同じ時を刻み始めます。

TV東京のディレクタ-から何故形が斜面に対してせり上がった、景色見せる形ではないのかとの問いがあり、
答に一瞬詰まりました。斜面とほぼ同じ角度で平行四辺形の形の方がこの景観に溶け込み、建物の主張を抑えたいと言う考えと一致するからですと答えておきましたが、「平凡な形」と受け取られたのでしょうか。
 ワニの口があいたような形であればTV写りは良かったかも知れませんが、高さ制限があったからでしょうか、私のスケッチの中にも、又Mさんにも計画段階から一度も浮かんでこなかった形です。景色の良い平坦な土地に上アゴが上がった形のものは何軒か設計例はあります。斜面地で両アゴが開いたワニの口の形はありません。次回
機会があればチャレンジしてみたいです。


武藤邸工事画像 0001

1階(ダウンフロア)にある浴室からの景色になります。
他の部屋、窓からの景色は次回以降少しずつ紹介していきます。


武藤邸工事画像 0008

武藤邸工事画像 0009

M邸の施工はMさんがお勤めの建設会社です。
創業110年、3代続く老舗の中堅ゼネコンです。
今日は社長様に出席して頂き、上棟の挨拶、乾杯の音頭を取って頂きました。

工程の変更で延期になっていました週1のお施主様立ち会いの元での現場打ち合わせを来週から再開します。

型枠が外れ基礎コンクリ-トが現れました

平成24年8月20日   晴れ

武藤邸工事画像 015

コンクリ-ト打設より2週間、型枠が外れコンクリ-ト面が現れました。
一部にコ-ルドジョイントが出ている以外きれいに打ち上がっていますから
まずは一安心です。

武藤邸工事画像 005

武藤邸工事画像 007

コ-ルドジョイント部分です。

武藤邸工事画像 012

武藤邸工事画像 014

コンクリ-トは連続で一発で打つと話し合っていたが夏場の暑い日に何かの
不手際で2~3時間空いてしまったのだろう。土の中に入る箇所で浸水が懸念
されるのでシ-リングと防水を徹底するように指示を出す。

コンクリ-ト工事は駐車場部分の擁壁等を残すだけです。
その後、土の埋め戻しを行い、上棟です。
 

コンクリ-ト打設前

8月3日 晴れ

基礎コンクリ-ト型枠が完成。次はコンクリ-ト打設。
その前にアンカ-ボルト、ホ-ルダン金物の位置確認です。


武藤邸工事画像 004

武藤邸工事画像 002

土台継ぎ手部分がプレカット業者によって変更されている。それを重点にチェック。
現場監督が的確に指示していてくれれば問題無いのだが。
指示が行き届かなかった所、多々見つかる。


武藤邸工事画像 003


アンカ-ボルトのはすべて是正され、いよいよ明日コンクリ-ト打設です。

今日テレビ東京の「完成ドリ-ムハウス」のディレクタ-さんが現場に来られ
少し設計のいきさつなど質問されました。カメラマンの方は現場で仕事がある時は
毎日電車で通ってきてカメラを廻しています。この暑さの中ほんとうにご苦労さんです。

1月になるのですが毎日ガケの昇り降り、暑さの中のなかでの撮影で3㎏痩せたそうです。

基礎壁、梁の鉄筋組立がほぼ完了

7月27日 晴れ
基礎の壁、梁の配筋状況の確認です。                                   

武藤邸工事配筋004

道路より、メインフロア部分の基礎配筋状況です。


武藤邸工事画像 002

武藤邸工事画像 001

少しづつ形が出来てきました。
今回、壁、梁幅を全て200㎜、一番太い鉄筋で13㎜としたことで配筋が細かく
なったこともあり、職人さんは足場が悪い上に細かい作業が続き大変だ と
言いつつも仕事は丁寧できれいに納めてくれています。

次は型枠工事とアンカ-ボルト設置です。

土質確認

武藤邸模型 001

これは基礎の模型写真です。
ひな壇型の基礎を造っていきます。
手前のダウンフロアの部分はスラブを打つような模型になって
いますが、実際はコストを押えるため上部のアッパ-フロア-のような基礎梁形式で造ります。

今日の根伐りは手前側最下部の基礎部分です。


武藤邸工事画像 004

7月3日
生憎の雨、梅雨ですから致し方ありません。
雑草が取り除かれ地面が露わにになっています。
建物の位置を表す地縄が張られています。
いよいよ重機の搬入、斜面を慎重におりてきます。


武藤邸工事画像 005

今日は基礎が載る地盤の地層の確認です。
予めボ-リングと称し敷地の地層を約10Mの深さまで調査し
その土質による地耐力を考慮した構造計算で基礎の設計がされていますから
想定の深度に想定の土質が出るか重要な確認です。

重機は一番下部の基礎部分を掘ろうとしています。                             


武藤邸工事画像 006

根切り底が表れました。
茶褐色に見えるのが通称関東ロ-ム層と言われるものと判断出来ます。
ここは想定の土質を確認出来ました。

構造計算を依頼した構造デザインの山領氏もほぼ納得です。


武藤邸工事画像 007

上の画像は下から2段めの基礎が載る地盤です。
ここは深度が浅く黒ボクが出ていますが、地耐力5tの想定内です。

下部模型写真の下から2段目の基礎部分です。

武藤邸模型 001

傾斜地での設計の要は基礎です。
通常の平坦な土地で、木造2階建ての基礎価格は総工事費の5%前後です。
傾斜地は土地の価格は安いのですが基礎が割高になります。工事費の20%以上になります。
今回の総額工事費も厳しく、又この割合を低くおさえなければなりません。

そこで考えたのが傾斜方向に対して直角方向に布基礎を造り傾斜方向は梁でつなぐという方式です。
こうすることで土の掘る、移動させる量、コンクリ-トの量を大幅に少なくすることが出来ました。
工事費の15%位で収まっています。ただこれは地盤が良かったことも原因しています。

工事はこれから基礎ベ-スの配筋、コンクリ-ト打設と続きます。

敷地からの遠景

武藤邸敷地写真 023

道路より敷地東側の景色です。
遠くにかすかに海が見えるのですが写真では 確認は出来ません。
右側に見える大きな木は欅です。シンボルツリ-になることは確かですが
大きすぎます。

               

武藤邸敷地写真 024

                         
敷地を最初に見に行った時です。
南隣家の方が出て来られて夏期の風向き
台風時の風の向き等を尋ねたところ親切に
教えてくれました。
以外にも台風の南方面の風は林がありそれほど
強く無く、正面の東からの風も強くないことを知りました                        
隣家のテラスに招かれお茶をごちそうになりながら少し
高い位置の景色も確認出来、本当に助かりました。

写真左に写っている住宅は偶然にも私が以前に勤めていた                         
会社の施工です。                          
                                      

いよいよ始まります!

s-west西側立面3■ 模型写真:西側エントランス

s-south南側立面2 模型写真:南側

s-site武藤邸敷地写真 056 既存木:けやき

いよいよ工事着工です。
エントランスには既存木のけやきを残し、四季折々の変化を楽しめるでしょう。
傾斜地を利用した敷地なので・・・基礎工事は大変。

数ヶ月後、テラスからどんな眺めを楽しむ事ができるでしょうか。 

横須賀秋谷の海.サ-フィン大好きな5人家族の家-建物編2

 階段を上がると居間です。
齋藤邸竣工時写真 090
居間の奧が和室。
南側は全開放のサッシを使いテラスと一体になるよう計画。
ところが予想に反し南側の建物がこちら側(北側)に開き
ベランダまで設けてきたのです。隣棟間隔は確保され日当たり
は申し分無いのだが、隣家の洗濯物と視線が...。
風を通し、視線を隠す面格子等の検討をと、竣工の検査時に
提案をしています。


齋藤邸竣工時写真 068
2階は南に緩やかに昇る片流れ天井です。和室を除いて全て米杉板張。
化粧梁は接合金物を隠すため集成材を使うHS金物工法を採用。
化粧梁は天井の米杉材に合わせた色相を塗装。
床材はカバ桜。ガラス床は洗面室に光を落とす為です。


齋藤邸竣工時写真 072
西側の和室です。
居間とは3枚の引き込み襖戸で仕切られています。
畳はへり無し市松敷き。
勾配天井は杉網代の竿縁押さえです。
壁は珪藻土左官コテ塗り。
西面の開口は上げ下げ窓のみとし紙張り障子を付けてあります。


齋藤邸竣工時写真 077


齋藤邸竣工時写真 074
昨年の9月架台をレンタルし海の見えることを確認した
北西の景色は和室から見せる事に。
掃き出し窓とし手摺りは最小限のパイプ一本。


齋藤邸竣工時写真 085
トイレ前の手洗いスペ-スです。
カウンタ-はタモ集成材、素焼きのボウルを埋め込んで有ります。


齋藤邸竣工時写真 096
南ベランダから室内風景。
デッキ工事は施主自主施工となっておりまだ未完です。
グレイ色に見えるのはFRP塗布防水。

齋藤邸竣工時写真 094

齋藤邸竣工時写真 058
居間の全景。
上の画像はベランダから、下は和室方向からダイニング方向を見ています。
テレビの奧が吹き抜け。その左側が奥様の家事コ-ナ-があり、左に見える
開口部から居間の様子が窺え、その背後はキッチンへとつながっています。

齋藤邸竣工時写真 060
居間より食堂方向を見ています。
吹き抜けの下は子供達のプレイル-ム。
その奧に子供室の内部が少し見えています。
手摺りは居間側が解放性のあるパイプ、食堂側は壁となっています。


齋藤邸竣工時写真 046
北東の山の尾根が連なる景色はダイニング、キッチンから楽しめるようにしてあります。
外部手摺りはここでは隣家の屋根を隠すように少し壁を立ち上げています。
ダイニングの椅子に座った時「切り取りの景色」になるように。

キッチンは完全なオ-プン、対面キッチンです。


齋藤邸竣工時写真 052
オ-ル電化の住宅ですからコンロはIH、排気は屋根から出しています。
東の窓は3枚引き戸の掃き出し。
画面左側にみえるのが家事コ-ナ-です。キッチンとの間には収納、冷蔵庫が有ります。


齋藤邸竣工時写真 055
ダイニング、キッチンより居間方向を見ています。

東西に長く日当たりも恵まれ、景色もわずかながら楽しめる敷地で
施主の御理解もあり、提案通りのスッキリした家となりました。
 
大工さんはじめ多くの職人方々に感謝です。

この家で子供達が確かな成長を遂げ、ご夫妻がゆるやかな時を刻まれることを願っています。

おわり

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プロフィール

村田建築設計

Author:村田建築設計
茅ヶ崎・藤沢・鎌倉などの神奈川県 湘南地域を拠点に、自然素材を多く用いた木造住宅を主に手がけている設計事務所です。詳しくはリンク先から本家HPをご覧下さい。

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